けがをしている時、お酒を飲んでもいいですか?
- 2013年02月06日
- ブログ
「けがをしている時、お酒を飲んでいいですか?」
と患者様から質問を受けましたので、お酒について調べてみました。
ケガをしている状態での飲酒は、身体に悪影響を及ぼす
練習や試合で切り傷や打撲、捻挫、肉離れなどのケガをした状態でお酒を飲むと
血液循環がよくなる事により、出血が促進され腫れや炎症が強くなり、痛みが増強します。
よって飲酒はケガの回復(組織の治癒回復過程)を阻害する原因になります。
その他にも、
・運動直後の飲酒は筋肉の疲労回復を遅らせる
・大量飲酒は即座に筋を破壊する
・大量飲酒は筋肉量の増加や筋力の増強にも悪影響を及ぼす
などがあげられます。
スポーツをされている方の飲酒は注意が必要で
けがをした場合は基本的にお酒を控える方が良いでしょう。
適量のアルコールは人体に良い影響を及ぼす
適量のアルコールは人体に良い影響を及ぼす事は知られていますが
どの様な効果があるのでしょうか?
・ストレスを和らげ、人間関係を円滑にする
・善玉コレステロールを増やす
・心身の状態をよくする
などの効果があります
どのくらいの酒量・アルコールが適量なの?
社団法人アルコール健康医学協会によれば、ビール:中びん1本(500ml)
日本酒:1合(180ml)
焼酎:0.6合(約110ml)
ウィスキー:ダブル1杯(60ml)
ワイン:1/4本(約180ml)
缶チューハイ:1.5缶(約520ml)
を、お酒1単位とされています。
個人差はありますが、お酒1~2単位が、人の身体には適量と言われていますので
これからすると、中びんビール2本、日本酒2合……といったところになります。
ご参考になれば幸いです。
参考文献 社団法人アルコール健康医学協会 http://www.arukenkyo.or.jp/
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